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CBworksのよもやま話~第16回~

皆さんこんにちは!

 

福岡県大牟田市を拠点に、管工事、機械据付工事、プラント工事、制作・溶接工事、熱絶縁工事、足場仮設解体工事を専門とする

株式会社CBworks、更新担当の富山です。

 

 

 

半導体工場の配管工事における“鉄則”

~失敗が許されない現場だからこそ、守るべきことがある~


今回は、半導体工場における配管工事の“鉄則”――すなわち、私たちがどの現場でも必ず守っている作業の原理原則・心得・ルールについて詳しくご紹介します。

半導体製造ラインでは、「1本の配管の不良が、数億円の損失につながる」ことも珍しくありません。だからこそ、どんなに小さな作業でも、妥協は一切ありません。


■ 鉄則①:クリーンを最優先する

 

「配管工事=汚れ仕事」という時代は、半導体工場には当てはまりません。
髪の毛1本、油分ひとしずくが製品の歩留まりに影響するため、施工中は常に無塵・無菌・無静電環境を維持する必要があります。

  • 作業服は帯電防止・無塵仕様

  • 工具は専用のクリーンルーム用を持ち込み、現場外で洗浄・乾燥

  • 配管は搬入から開封まで一切手袋着用で対応

  • ガスラインはN2パージしながら溶接して酸化を防止

**クリーンさを守れない者に、半導体配管を語る資格なし。**これは業界の共通認識です。


■ 鉄則②:施工精度は“工芸品”レベル

 

溶接においては、ただ「つながればOK」ではありません。

  • 内面ビードの出方

  • 溶け込み深さ

  • 熱歪みの最小化

こうした要素すべてを管理し、さらにX線検査・内視鏡・リーク試験まで行い、合格したものだけが“使える配管”とされます。

1本のパイプが芸術品のように美しく仕上がっていること。
それが、プロの誇りです。


■ 鉄則③:図面通りは当たり前、図面以上を目指す

 

設計図面通りに施工するのは、プロとしては“最低限”。
現場の状況に応じて、安全性・メンテナンス性・作業性を加味した“+αの工夫”を加えることが、ベテラン職人の腕の見せ所です。

ただし勝手な変更は厳禁。
「現場調整→設計へ確認→是正・承認→反映」という正しいフローを守る意識が、施工の信頼性を支えます。


■ 鉄則④:安全はすべての前提条件

 

現場では化学薬品、毒性ガス、重量配管など、リスクの塊のようなものが存在します。
だからこそ、KY活動(危険予知)、声かけ確認、立入管理、耐圧テスト後のタグ管理など、すべてを徹底。

ヒヤリ・ハット1件でもあれば、朝礼で全体共有し、“全員で防ぐ”文化を持ち続けています。


■ 鉄則⑤:やり直しが効かない意識を持つ

 

一度設置された配管は、たとえ工事後に不具合が見つかっても、ライン停止しない限り交換できません。
だからこそ、1回の溶接、1本の締結、1個のバルブ設置にも、「これが最後のチャンス」という気持ちで臨むのが、私たちの姿勢です。


まとめ

 

半導体工場の配管工事は、“ただの工事”ではありません。
それは、製造品質・工場稼働・安全管理・環境保全すべてに関わる「製造インフラの根幹」です。

私たちはこの仕事に技術と誇りと責任を持ち、次の世代へもこの“鉄則”を受け継いでいきたいと考えています。

次回は、「若手技術者の育成と技術伝承」「配管施工におけるAI・遠隔監視の活用」など、現場の最前線をテーマにお届け予定です!

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

福岡県大牟田市を拠点に、管工事、機械据付工事、プラント工事、制作・溶接工事、熱絶縁工事、足場仮設解体工事を専門としております。

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